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楽天せどりの初期費用にはいくら必要か?

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楽天せどりを行う上では最初の1ヶ月で多くのトラブル・不明点に出くわす。そのため、最初の1ヶ月の支払いをカバーできるだけの初期資金があれば、とりあえず安心できる。SPU達成、及び会員ランク上昇を中心に行う場合は、数万-10万円あれば十分である。

楽天せどりの仕組みについて

楽天せどりの基礎的な説明はこちら
流れとしては、仕入れ➝納品➝販売➝入金➝仕入れ➝・・と一連の流れを繰り返していくことになる。
注意が必要なのが、仕入れで発生する費用と利益を獲得できる入金についてである。

利益計算について

計算方法として、最も単純化すると販売金額(入金額)-仕入れ金額=利益となる。

一般的なせどりの場合

上記の計算方法に加えて、販売手数料や発送費など費用が発生する(メルカリ販売であれば販売金額の10%が手数料となる)。
そのため、販売金額-(仕入れ金額+手数料)=利益となる。
例えば販売金額:10,000円、仕入れ金額:6,000円、手数料:1,000円の場合は
10,000円(販売金額)-(7,000円(仕入れ金額)+1,000円(手数料))=2,000円(利益)となる。

楽天せどりの場合

楽天せどりの場合は、上記の計算に加えてSPUなどで獲得できるポイントを考える必要がある。ポイントが獲得できる分、実際の仕入れ金額は高くなる傾向が高い。
10,000円(販売金額)-(8,000円(仕入れ金額)+1,000円(手数料))+1,000ポイント(獲得ポイント)=2,000円(利益)となる。
ここで注意が必要なのが、最終的な利益は変わっていなくても
仕入れ金額が増加し、獲得ポイントが増えている点である。

獲得できるポイントについて

獲得できるポイントには通常ポイントと期間限定ポイントがある。楽天ポイントはSPUによって付与されるタイミングが異なるものの、基本的に買い物を行った翌月中に付与される。

通常ポイント

通常ポイントは基本的に現金と同様に使用することができるポイントで、使用期限も長く、使い道も完全に自由である。
こちらはクレジットカードの支払いにも現金の代わりに利用が可能である。

期間限定ポイント

期間限定ポイントは基本的には通常ポイントと同じく現金と同様に使用することができる。
楽天ペイを利用して日頃の買いものへの利用や楽天せどりを行う際に現金の代わりに使用することも可能である。但し、期間限定とあるように「有効期限」が決まっており、更に用途が一部制限されている。例えば、クレジットカードの支払いに使用できない、楽天証券へのポイント利用ができないなどである。

注意点

せどりを始めるタイミングによるが、クレジットカードの支払いの時期によっては短くて1ヶ月、長くて2ヶ月は支払いの猶予があると考えられる。短い場合、商品の納品や販売を行って、入金までが間に合わないケースが考えられる。また楽天ポイントの付与や期間限定ポイントの割合などによっては短期的に現金が足りなくなる可能性が考えられる。

初期資金はどの程度あった方が良いか

上記の問題を回避するために、初期資金があると安心である。どの程度の仕入れを行うかによるが、仕入額と同程度の初期資金があると最初の1ヶ月の支払いに追われることはなくなるため、安心できるのではないだろうか。はじめは上手く行かないことも多く、思ったより時間が掛かってしまうため、余裕を持って取り組んでいくと良い。

仕入額の目安は?

こちらの記事でも書いていたが、最初の1ヶ月はSPUや会員ランクを上げることを中心に勧めても良いと思う。SPU達成や会員ランク上昇を中心にする場合、数万円から仕入れを行ったとしても20万程度が良いのではないだろうか。勿論、初期資金が潤沢にあったり、仕入れる商品に自信がある場合は、いくら仕入れを行っても問題ない。

まとめ

・タイミングによっては1ヶ月目の支払いに入金が間に合わない可能性がある
・1ヶ月目に仕入れを行うのと同程度の初期資金があれば、まずは大丈夫
・SPU達成、及び会員ランクの上昇のためであれば、数万-10万円あれば達成可能である