楽天モバイルの新料金プラン「RAKUTEN UN-LIMIT VI」が発表された。
プランとしては素晴らしいものであり、こちらの記事で紹介を行った。
現状の携帯プランとしては、非常に優れているプランであるが何点か注意点を発見した。
特にパートナー回線エリアの人は注意が必要である。
2回線目の場合、0GB~3GBまで980円
「RAKUTEN UN-LIMIT VI」でデータ通信量が1GBまで、つまり実質タダで使用できるのは1回線目のみとなる。
電話は実質無料で使用できるため、データを使用しないサブ端末として電話専用としても使用が可能である。
パートナー回線エリアだと高速通信は5GBまで
パートナー回線エリアとは
楽天モバイル対応サービスエリアには、楽天モバイルが設置した楽天基地局(アンテナ)を利用する楽天回線エリアと、パートナー(au)基地局を利用するパートナー回線エリアが存在する。
楽天回線エリアではデータ容量の制限がなく、高速で使い放題であるものの、パートナー回線エリアではデータ容量に制限が発生する。
高速通信データ量について
楽天のパートナー回線エリアでもデータ自体は使い放題になる。
しかしながら、パートナー回線エリア(国内)はデータ容量が5GB/月、容量を超過した後は通信速度最大1Mbpsで使い放題となる。
そのため、電話専用機などとしての利用ではなく、データを大量に使用したい人の場合、注意が必要である。
パートナー回線エリアは意外と広い
高速データ通信が5GB以上で制限を受けるパートナー回線エリアは、人工が集まっている地域ではあまりないものの日本全体で見てみると思ったより多い印象である。
楽天回線拡大予定エリアが設定されていることからも、今後楽天回線エリアは増加していくと考えられるが、自分の回線エリアについて確認は必要である。
低速モードにおけるデータ消費
これまではパートナー回線エリアでデータ高速モードをオフにすることによって、月5GBのデータ量を節約することができた。
しかしながら、下記の様に「RAKUTEN UN-LIMIT VI」に移行することで、データ高速モードがOFFであったもデータ利用量がカウントされる事となる。
・電話専用端末として使用する場合は問題なし
・楽天回線エリア、パートナー回線エリアが存在する
・パートナー回線エリアでは高速データ通信量に制限が存在する