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SPU達成のための損益分岐点はいくら?

損益分岐点

SPUを達成するにあたって支払いが必要な項目があるが、楽天せどりではそれらの費用を上回るだけのメリットを得られるのだろうか。各SPU項目に関して、損益分岐点を計算して表にまとめた。また、楽天せどりを行う上で選択が必要なクレジットカードの選択についても説明を行った。結論としては、プレミアムカードを推奨する。

SPUについて

SPU(スーパーポイントアッププログラム)を上げることによってポイント還元率を最大16%まで高めることが可能である。ポイント還元率を高めるために、SPUを達成するためには契約を行うだけで良いものやSPUによっては支払いが必要なものもある。各SPUの達成条件に関してはこちらの記事を参照頂きたい。
費用が発生する場合、SPUを達成することによるメリットは有るのだろうか?

損益分岐点はいくら?

支払い費用とSPU獲得によるポイントが同じになる金額(損益分岐点)をまとめた表が以下の通りである。
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費用は毎月必要な支払金額、損益分岐点は毎月この金額以上、楽天で購入すれば利益が費用を上回る金額になる。

費用の計算について

楽天プレミアムカード:年会費11,000円/12ヶ月=916.66・・
楽天TV Rakuten パ・リーグSpecial:年会費5,602円/12ヶ月=466.83・・
楽天保険(楽天生命スーパー定期保険):毎月980円
楽天KOBO:毎月1,000円以上
楽天ビューティ:毎月3,000円以上
楽天トラベル:毎月5,000円以上
楽天KOBO、楽天ビューティ、楽天トラベルに関しては、ピッタリの金額を使用することが難しいことも考え、+500円を加えた金額とした。楽天保険は年齢・性別によって金額が変動する。詳細はこちらを確認頂きたい。

プレミアムカードとゴールドカードの違い

プレミアムカードとゴールドカードの違いとしては、年会費、SPUの獲得上限が大きなポイントになる。

比較内容ゴールドカードプレミアムカード
年会費(税込)2,200円11,000円
SPU倍率33
毎月のSPU獲得上限5,000ポイント15,000ポイント

ゴールドカードでは毎月獲得できるSPUの上限が5,000ポイントであるため、約17万円を購入するとポイント上限となる。一方のプレミアムカードの場合は、上記の表でも示したように50万円が獲得上限である。

年会費分の損益分岐点はいくらになるのか

ゴールドカードとプレミアムカードの年会費の差額は11,000-2,200=8,800円/年である。

ゴールドカードの場合

ゴールドカードで毎月約17万円の商品購入を行った場合、毎月上限の5000ポイントを獲得。
5,000ポイント×12ヶ月=60,000ポイント/年

プレミアムカードの場合

プレミアムカードで毎月20万円の商品購入を行った場合、毎月6,000ポイントを獲得
6,000ポイント×12ヶ月=72,000ポイント/年

72,000-60,000=12,000ポイントであるため、数万円多く購入することで、プレミアムカードの年会費分は十分にカバーすることが可能である。損益分岐点を計算すると約19万円となるため、20万円以上商品を購入する場合、プレミアムカードを利用した方がより多くの利益獲得に繋がる。

プレミアムカードとゴールドカードはどちらが良いのか

楽天せどりを行う場合は、プレミアムカードをオススメする。
ゴールドカードを契約後、プレミアムカードを再契約した経験からも、最初からプレミアムカードを契約しておくことを推奨する。ただし、毎月15万程度までしか商品を購入しない場合は、ゴールドカードで問題ない。

まとめ

・各SPUの損益分岐点を計算して表にまとめた
・損益分岐点が低いSPUほど、利益の回収が行いやすい
・クレジットカードは利用する金額で選択すればよい
・楽天せどりを行う上では、プレミアムカードを推奨する